佐和山城跡と朝日レガッタ

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今回のゴールデンウィークは、中日の4日、5日に、滋賀県の瀬田で行われている朝日レガッタにて、アンチドーピングに関する啓蒙活動を行うよう指令が出たので行ってきました。

3日の午後から滋賀県入りでした。

宿は瀬田の近くがとれなかったらしく、瀬田から1時間くらいかかる彦根のホテルで、現地の皆さんにどこに泊まっているのかと聞かれるたびに、皆さんこぞって驚いて二度聞きでした。

しかし、私にとっては彦根城の目の前のホテルということで、かなりテンション上がるロケーションでした。
偶然、2年前に私が旅行で自分でとったホテルと同じところでした。

先月、関ケ原の合戦場巡りをして以来、再び石田三成熱に火がついたので、行きの新幹線の中で「小説 石田三成」という本を読んでいました。
石田三成は、佐和山城の城主でした。
でも、正直にわか三成ファンなので、佐和山がどこにあるのかいまいちよくわかっていませんでした。

米原で新幹線を下り、そこから電車で1駅で彦根に着きます。
その電車に乗っている最中、ふと車窓から外を見ると、なんと、「佐和山城跡」という大きな看板が目に飛び込んできました。
私は思わずかぶりつき、これは彦根に着いてから絶対行くしかないと決めました。

彦根駅の改札を出ると、彦根城と反対口の方に、佐和山城跡の案内が出ていました。

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こんな風に描いてあったので、てっきり道案内があるのかなと思ってそっちの方に歩き出してみましたが、案内のようなものは一切見当たりません。
仕方がないので、適当に電車から見えた方面に向かってスーツケースを転がしながら歩いていってみました。

最初に出会ったのが、佐和山遊園という怪しげなところ。

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一見立派なものに見えますが、近くで見てみると、割れた立て札がそのまま放置されていたり、建物の中も明らかに放置されているように見え、「ご自由にどうぞ」とは書いてあるものの、気味が悪くて1人では入る勇気がありませんでした。
Wikipediaによると、「運営は財団法人佐和山三成会。佐和山城を居城としていた石田三成のテーマパークを構想した地元の実業家である泉巌(いずみがん)が、1976年に着工。復元された佐和山城を中心に、資料館や美術館を併設、遊具施設なども備えたテーマパークとなる筈であったが、諸事情により正式なオープンの日を迎えないまま年月が経過しているが、無料開放という形で現在も営業しており、ひっそりと増築・改築工事が行われている。」というものらしいです。

佐和山遊園は早々に後にし、本物の城跡目指して歩き始めましたが、一向にそれらしきものは見えてこず、よくわかりません。
でも、諦めずにしばらく歩き続けると、大手門跡というのに出会うことができました。

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ここに佐和山城の大手門があり、ここから正面に見える佐和山の頂上に三成がいた本丸があったのだなぁと想像するだけでも幸せな気持ちになりました。

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ちなみに、途中で見つけた入山ルートは立ち入り禁止になっていました。
最近、佐和山城跡には野猿の群れが出て危険なのだそうです。

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さて、本業です。

アンチドーピングのアウトリーチプログラムは、昨年の東京国体に続いて2回目ですが、今回は北京五輪に一緒に出た岩本さんも一緒に行いました。

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後ろにいる大きなワンちゃんは、来年の和歌山国体のキャラクターきいちゃんです。
紀州犬をイメージしているそうです。
和歌山国体ですが、ボートはこの琵琶湖漕艇場で行うそうで、隣で啓発活動をされていました。

ちなみに、もう一人、ひかるさんというゆるきゃらもいました。

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いろんなポーズをとってくれてすごく可愛いのですが、いくらネットで検索しても出てきません。
何のモチーフなのか全然わかりませんが、格好から光源氏あたりでしょうか。。。

今回はテントの立地が良かったこともあり、中高生を中心としたたくさんの方々がアンチドーピングのクイズに参加してくれました。

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この看板は岩本さんが書いてくださいましたが、熊の絵だけは私が描きました。
熊が持っているものは、ジャガイモではありません。岩です。

今回の参加賞がクリアファイルで、こうしてサインをして貼っておいたおかげで、たくさんの子たちがサインくださいって言って来てくれました。

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中には、サインを書いたファイルを雨にぬれない様に大事そうに服の中にしまってテントを出て行った子がいたり、何回もクイズを受けに来て、その度にはにかんだ笑顔で「サインください」と言ってくれるかわいい男の子がいたりして、オリンピック選手になれて本当に良かったなぁと思いました。

アウトリーチプログラムは、最初に9問のクイズを解いてもらい、できたら私たちが答え合わせをしながら解説をするという流れです。

私たちも、最初は不慣れな感じでしたが、だんだんとコツをつかんできて、参加者の皆さんとすごく楽しい時間を過ごすことができました。
ドーピング検査の対象者が、実はトップ選手だけでなく大会に参加する選手全員であるとわかった時の反応や、禁止物質が含まれている可能性のあるものに目薬や貼り薬も入っていると知った時の反応などを見ていると、純粋に新たな発見をした表情をしていて、こちらとしてもとても嬉しいものでした。
特に中高生は、君たちもアスリートなんだから、これを機会にドーピングについて勉強して、今後薬を使う時は必ず確認するようにしてね、と私たちが言うと、とても真剣な表情でうなずいてくれて、非常にやりがいを感じられました。

勝つための手段として、禁止薬物と知っていて使用することはアスリートとしてもってのほかですが、純粋にボートを頑張っている子たちにとって一番危険なのは、知らずに摂取してしまって陽性反応が出てしまったという「うっかりドーピング」です。
もし陽性反応が出てしまったら、名前が公表されてしまい、数ヶ月から数年の出場停止という重い罰則を受けることになります。
その時、これが禁止薬物だとは知らなかったでは済まされません。

私が初めてドーピング検査を受けたのは、大学2年生のインカレでした。
現在日本のボートでは国体やインカレ、全日本選手権等でランダムに選ばれてドーピング検査が行われているようですが、ボート選手の皆さんには、ぜひ「自分には関係ない」と思わないで、日頃から気をつける意識を持ってもらいたいと思います。

これからも、どんどんこういう活動をしていけたらいいなと思います。
充実した3日間でした。

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Profile

熊倉美咲
熊倉 美咲 (くまくら みさき)
所属:
一般社団法人TMG本部
生年月日:1983年3月29日
血液型:A型
出身地:埼玉県桶川市
出身校:早稲田大学卒
信念:
諦めたらそこで終わり。
今、その時の自分の最大限の力で頑張り続ければ、きっといつか必ずうまく行く時が来る。