早慶レガッタ

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昨日、早慶レガッタが行われました。

場所は、スカイツリーのおひざ元、隅田川です。

でも昨日の天候では、スカイツリーもこんなんでした。

早慶レガッタは運営は全て両校のOBOGの手作りによる大会。
私も卒業してからは毎年、接待渉外担当として参加しています。

だけど、昨日はほんっとーに寒かったです。
早慶戦は結構雨が多いイメージがありますが、ここまで大降りでここまで真冬の寒さなのは、私が経験した11回の中にはなかったと思います。
テントでたくさん着込んでいた私でさえ震えるほどの寒さだったので、雨に濡れながら薄着で漕ぐ選手は本当に大変だったに違いありません。
また、びしょ濡れになりながら運営していたスタッフの皆様も、本当にお疲れ様でした。

両校の大学ボート部は、女子の対校女子クォド、男子の第2エイト、対校エイトの3レースが行われます。
距離はちょこちょこ変わって、男子は3,750m、女子は1,000mです。
ちなみに私は当時、3,000m漕ぎました。

今までは両国橋がスタートでしたが、今回はそのさらに先の新大橋というところからスタートになったようです。

結果

女子クォドは大差で勝利。
見事24連覇を達成しました。

ちっちゃくてわからないですね・・・

私は桜橋前後の最後の数百メートルしか観られませんでしたが、かなりいい漕ぎをしていたように見えました。
のびのびとしなやかに、大きく1本1本漕げていたと思います。
このクルーには埼玉出身の子が2人乗っています。
特に2番を漕いだ望月は、昨年の国体で見ていた時から大きな成長を見せてくれました。
今年の国体に期待したいと思います。

次の男子の第2エイト。
見事、わずか1秒差での勝利。
実況からは、スタートは出ていたものの途中で逆転され、1艇身半は離されていたようでしたが、私の目の前に来た時はちょうど慶應を差したところで、そこからしっかりと最後まで勝ち切りました。

観ていてかなり興奮しました。
両校ともどちらも譲らないという気持ちが1人1人から伝わってきました。
3,000mも漕いできて最後の力を振り絞らなければならないところで、しっかりと力を出して伝えられているように見えました。
この経験は、きっと彼らの大きな自信になったと思います。

最後は対校エイト。
他の種目で勝ってもこの種目で負けたら、部全体でお通夜の雰囲気になってしまいます。
やはり特に大御所のOBたちは、「対校エイトが全て」のところがあります。
OBOGとしてもちろん対校エイトのレースは楽しみにしていますが、それが学生たちに過度のプレッシャーになっていることは間違いないと思います。
実際にはOBOGは学生たちが思っているほど結果にはこだわっていないんだと思いますが、学生はものすごく重く感じてしまうんですよね。

対校エイトは、残念ながら、大差で負けてしまいました。
桜橋で観た時、慶應はかなりのびやかにいいリズムで漕げていました。
一方早稲田は、かなり空回りをしているように見えました。
一生懸命漕いでいるのはわかります。
でも、それが推進力に伝わっていない。
実力を出せずに終わった、本人たちが一番悔しいレースだったんじゃないかと思います。

突然ですが、先日うちのチームの田立くんが、代表合宿中のトライアルではずっとトップだったのに、肝心な選考レースで大変残念ながら実力を出せずに落選してしまったことに関し、先日職場の上司と話をしたのを思い出しました。

やっぱり、どれだけの力を持っていたとしても、ここで決めるっていう本番のレースで力を出せなかったら何の意味もないんです。

私は、絶対に落としてはならないレースは必ず決めてきたと思います。
負けたらここで終わりの日本代表選考レースとか、絶対に優勝したい、表彰台に立ちたい、と強く思う大事なレースとか。
どんなに自分が苦手なコンディションであっても、絶対に落としてはならないという時、私は「落とさないためにはどうしたらいいのか」をめちゃめちゃ考えました。
特に私は風と波が大の苦手でしたが、大事なレースがそういったコンディションにあたることもありました。
でも、自分はこのコンディションは苦手だから、負けても仕方がない、なんて言ってられないんです。
何が何でも勝たなければ、次へは進めない。
では、勝つためにはどうしたらいいのか?
いかに自分の全力に近いものを出せるか、そのためにはこうやって漕いだらどうか、レース前のアップ中に何としてもいい感触をつかめるように、ずーっと考えながら漕ぎます。
この時ほど集中している練習はないかもしれません。
そうして40分間の水上アップで「こう漕げば絶対大丈夫だ」という感覚をつかんだ上でスタート地点につけた時、私は自信がみなぎっているんです。
これが本番に強いということだったのかもしれません。

突然今日、そんなことを考えました。

さて私の話は置いておいて、対校エイトや第2エイトのレースを応援していた他の男子や女子部員たち。
手を組んで祈りながらみんな応援していて、第2エイトが勝っても泣いて、対校エイトが負けても泣いている。
そんな彼女たちを見ていて、忘れていた青春を思い出しました。
あの時はそれが自然だったのに、いつのまにかそんな気持ちもなくなってしまっていたんだなぁ、これが歳を取るということなんだね、と一女から早稲田の大先輩と話していました。

彼女たちを見ていて、私もまたその一員に少しでも入りたいと思いました。

私はこの4月から、早稲田漕艇部のアドバイザーというのに就任しました。
私は戸田中央総合病院RCの事務局なので、早稲田のコーチまではなれないけれど、今までのようなただのOGというだけではなく、悩み相談やちょっとしたアドバイスなど、話し相手にでもまずはなれたらいいなと思い、手揚げしてみました。
自分自身まだ都合がつかなくて一度も練習を見に行けていないし、どのようにかかわれるかまだ模索中ですが、これから時間を作って少しでもみんなの力になりたいと思いました。

失敗は成功のチャンスであることは間違いありません。
自分自身の課題を正面から受け止め、課題克服に頑張ってほしいと思います。

 

最後に、早慶戦といえば、忘れてならない長命寺の桜餅。

30歳を迎えて、信じられないことですが、あまり甘いものに前ほど惹かれなくなってきてしまった私。
あんこの塊・言問い団子よりも、このくらいお上品な量かつ甘さの桜餅は大変おいしくいただきました。

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Profile

熊倉美咲
熊倉 美咲 (くまくら みさき)
所属:
一般社団法人TMG本部
生年月日:1983年3月29日
血液型:A型
出身地:埼玉県桶川市
出身校:早稲田大学卒
信念:
諦めたらそこで終わり。
今、その時の自分の最大限の力で頑張り続ければ、きっといつか必ずうまく行く時が来る。