朝、テレビを流しながら準備をしていたところ、このニュースが…
→dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/keirin_kyotei_autorace/
思わず手を止めてしまいました。
オートレーサーの坂井宏朱さん。
まだ27歳。
OLからオートレーサーに転身。
女性レーサーの誕生は44年ぶりだったそうで。
私は全然今までオートレースなんて見たことなかったのに、なぜこんなに衝撃を受けているかというと。
以前、テレビで見たのです。
彼女と、もう一人同期の女性のレーサー佐藤摩弥さんがクローズアップされ、約50倍の難関とされるオート選手養成所の入校試験に合格し、その養成所で厳しすぎる鍛錬を積み、デビューするまでのドキュメンタリーでした。
長かった髪もベリーショートにし、持込み検査で化粧品も捨てさせられ、他の男性と全く同じように生活し、訓練していました。
教官からものずごい罵声も浴びせられ、私には絶対に耐えられない、ということばかりでした。
それでもレーサーとしてデビューするために本当に必死に頑張っている姿を見て、心の中で私も応援していました。
だから、スポーツ新聞とかで彼女たちの写真を見ると、ひそかに嬉しかったのです。
だから、今回のことは、本当にショックでした。
こういう危険な職業を選んだ以上、いつかこういうことが起こるかもしれないことは、たぶん覚悟済みではあったと思います。
が、まだ2年目で、これからって時です。
あんなに苦労して、その苦労が報われたとたん、その喜びをかみしめる間もほとんどなく終わってしまった。
やりきれない気持ちでいっぱいです。
彼女も相当悔しがっていると思いますが、ご冥福をお祈りすることしかできません。
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