今日のメニュー
朝:ランニング6km 200mダッシュ―100moff×10セット サーキット
実は昨日からまた公認コーチ養成講習会に参加しております。
23日(火)までです。
毎日両国まで通い、5日間毎日約9時間ほどみっちり座学です。
前回は専門科目でしたが、今回は共通科目です。
両国の第一ホテルにあるホールで、100人くらい受講者がいて、種目は様々です。
授業でペアを組んだりして話す機会とかあり、そういう時に違う種目のいろいろな話を聴くことができて、なかなか楽しいこともあります。
今日私が話を聴いた人は、バスケットの方と水泳の方でした。
中でも特に印象に残ったのがバスケの方の話です。
マイケルジョーダンといえば、きっとほとんどの方がNBAのスーパースターだということはわかると思います。
私もその程度の認識でした。
でも、彼の生い立ちは大変複雑だったそうです。
バスケが好きな人にとってはもしかしたら常識なのでしょうか?
高校からバスケを始めたが、最初は試合に出られないくらいの実力しかなかったそうです。
でその後めきめきと頭角を現しNBAで活躍していましたが、ある時父親が強盗に殺害されてしまう。
そしてそのすぐ後に引退し、野球に転向。
でもまたバスケの世界に戻ってきて、引退試合では終了間際に逆転シュートを決めた。
その時の会場を埋め尽くしていた観客の全員が、ジョーダンのシュートにクギ付けになっている。
その時の映像が、ものすごく印象深くて好きなんだ、とその方は熱く語って下さいました。かなーりはしょってしまいましたけど。私は知らなかったので驚きでした。
それからですね。
私はここ数年ほんと涙もろくてダメなんです。
スポーツって、本当に人を感動させるものなんですね。と改めて思いました。
競技者育成のための指導法という3時間の授業の中で、4回くらい涙流してしまいました。
まず、岩崎恭子さんがバルセロナで14歳で金メダルをとったレースの映像を見て1回。
200mの平泳ぎで、150mのターンまではまだ負けてるんです。
だけど、そこからぐいぐいぐいぐい上がってくる。
その追い上げからタッチの差で勝つまでのところで感極まってしまいました。
当時私はたぶんまだ小学4年生くらいで、私も水泳をやっていたのでよく見ていましたが、世間では14歳なんてたったの中学2年生の子が!!っていうことだったでしょうが、当時の私にとっては中学生も十分お姉さんだったので、すごいなぁ~くらいの感動しか覚えていません。
だけど、この年になって改めて見てみて、小さな彼女の成し遂げたことのあまりのすごさに感極まりました。
続いて、2回目の涙。
世間でもあまり知られていないと思うし私も全く知りませんでしたが、彼女と彼女の家族はものすごい苦悩の日々を送ることになります。
注目されることが好きではない彼女が一気に全国民から注目の的になり、どこへ行くにも何をするにも常にみんなに見られている。
息つく暇もない日々が続き、その後のレースはどんな結果であっても彼女がいつも注目され、誹謗中傷のような、あることないこと書き立てられる。
家には調子に乗るなという嫌がらせの電話や手紙が後を絶たない。
彼女はまだ中学2年生。
オリンピックに出られることもびっくりだったようです。
オリンピック出場が決まった時のインタビューで目標を聞かれ、彼女は「決勝に残れたらいい方だと思います」と不安げに答えていた。
なのにそれを、横から余計な大人が「残れたらいいじゃなくて残れるように頑張るんでしょ!」と無理やり自分たちの思う方に持って行こうとする。
彼女と彼女の家族は、金メダルなんてとるんじゃなかった、と後悔したそうです。
そんな苦悩を乗り越えて、彼女はオリンピックの金メダルの意味を確かめるために、もう一度オリンピックを目指す。
アトランタでの結果は10位。でも彼女は笑顔でした。
その時のお父さんの言葉。
本当によく頑張ったんだからいいよ。
って言って、笑顔で大きな丸を作って彼女を称えたそうです。
ここ、ちょっと北京の最後のレースが終わった後の自分とちょっとダブって感極まりました。
私の苦悩なんて彼女のに比べたら全然アマちゃんだけどね。
あぁ。。。熱く語りすぎた。。。つい想い入れ込みすぎちゃいました。まだ涙2回分残ってるのに。
3回目は、東京オリンピックのマラソンで3位になった円谷選手です。
彼は責任感の強すぎる男で、そんな彼に周りの人間も彼に次のオリンピックで金メダルをとることを過度に期待し、圧迫し、その重圧から気を抜くことも許されず、結婚すらも会社の上司に許してもらえず、次のオリンピック目前で自殺してしまったそうです。
どんなに苦しかったことでしょう。
どんな時でも常に重圧を背負って走り続けなければならない。
苦役ですよね。
「孤高のランナー」という本があるそうなので、今度読んでみたいと思います。
そして最後の涙。
バルセロナの男子400m準決勝。イギリスのレドモンド選手。
レース中に肉離れを起こしてしまい、しばらくうずくまっていますが、他の選手がゴールした頃、脚を引きずりながら1人ゴールを目指し始めます。
観客からはたくさんの声援と拍手。
しばらくして、コーチでもある彼の父親が、止められるのを振り切って彼に駆け寄ります。
もう走らなくてもいいんだぞ。
いやだ、走るんだ。
じゃあ一緒にゴールを目指そう。
そして、泣きながら彼はゴールしました。
この時の彼の無念を想像したり、この時の父はコーチとしてよりも父親として寄り添っていたんだろうなぁ、とかいろいろ考えていたら、こみ上げてしまいました。
ま、そんな感じで、やっぱりスポーツはいいですね。
講習会はあと3日間あります。
ついでに来週1週間は、早朝の練習が毎日エルゴ測定ばっかりのようで、今結構へこんでます。
まぁどちらもやるしかないのでガンバリマス。