栗城さんの講演@渋谷

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今日のメニュー
朝:ダブルスカルのリギング
夜:ランニング12km

 

今日の夕方の家からのベストショット。

偶然外を見たらこんなだったので、部屋着のまま外に飛び出してしまいました。

 

さて。ほんとはこの話は土曜日に書きたかったのだけど、途中で寝てしまい、のびのびのび太くんで今日になりました。でも、講演聞いた直後の熱い気持ちをすぐにケータイにメモったので、心配いりません。

 

先週の土曜日の14時から、渋谷駅から徒歩8分のところで、以前ここでもご紹介した無酸素単独アルピニストの栗城史多さんの講演がありました。この日は普通に朝練して13時まで仕事して午後も練習して夜はみんなで合宿というただでさえ過密スケジュールの中、どーーーしても聞きたかったのでムリくりスケジュール入れ込んで行ってきました。

渋谷の街中をダッシュしたので汗だくで会場に入ろうとしたら、超偶然ご本人とばったり。
体格はちょうど軽量級の私と同じくらいだということは本で読んで知っていたけど、実際ほんとに小柄な方でしたよ。

お話はとってもおもしろかったです。明るい方で話し方も講演慣れしてる感じ。自分と同い年なので、ついついそんなところを比べてしまったり・・・

とにかくものすごく感慨深いお話でした。

講演終わって帰りの電車でまず最初にケータイに打ちこんだのは、『栗城さん、体格はほぼ同じなのに、私は彼の足の甲くらいまでにしかのぼれていない気がする』でした。

栗城さんという人間が大きすぎて、自分がとてもちっぽけな人間であるように感じたのです。

私が挑戦している限界を超えることと、彼が挑戦している限界を超えることの大きさが、あまりにも違いすぎる。
私が挑戦している限界は、所詮、ボートで苦しいところでいかに気持ちの強さでそれを乗り越えられるか、ということ。
でも彼は、本当に命をかけて自分の限界と戦っているのです。
私の苦しんでいる限界なんて、栗城さんの限界の苦しみに比べたら、彼の足の甲くらいしかないんじゃないか。なんかそう思ったのです。
そう思えるほど、彼が見てきた世界はすごい。

3つほどポイント絞ってちょっとここに記録しておきます。

まず、『苦しみに感謝すること』で乳酸を除去できるらしい。
彼は身体能力等は一般成人男性の平均以下らしいが、乳酸を除去する能力のみものすごく高いらしい。
乳酸がたまり始めた一番きついところで「辛い辛い」と思うのではなく、苦しむことができることに感謝したり、とにかくいろんなことに感謝して気持ちを前向きに持って行っているから、そうしてると乳酸除去できるらしい。

こういうMっぽいこと、ボート人は好きな人多いんじゃないでしょうか?笑

この考え方はボートでもかなり使えるんじゃないかと思います。

 

それから、8,000m級の山とかを登ると、身体の限界がやってきて、よく、幻覚だったり幻聴が現れたり、視界が一面紫色になったりするらしい。
そんな経験をし、そこまで限界に達しながらも、彼は国境も限界も気持ちの問題だと言い切る。

私は最近、苦しいとすぐ諦めがちです。
オリンピック終わってからそういうことが多くなったし、もうそれでいいやと思ってた。
オリンピックに出るという夢は叶ったし、別に自分はもうそんなに限界を目指して頑張らなくていいやと。

だけど、栗城さんの話を聞いて、私もうちょっと頑張ろう、と思った。
栗城さんの話を聞いて、自分も彼のように登山で限界を目指したいとはこれっぽっちも思わないけれど、自分は自分の分野でいろんなことに感謝してもうちょっと頑張ろうと思った。

 

そして、講演の最後に、CLIFF EDGEという人たちが栗城さんに触発されて作ったという栗城さんの応援歌「NO LIMIT」という歌を歌いました。
CDが9月8日に出るそうなので、まだネットとか見ても歌詞が載っておらず、ちょっと正確な歌詞は全く忘れてしまったのだけど、とにかくサビの部分の歌詞の内容が、限界を感じてどん底だと思っていたけど、でも諦めたくなかったんだ、というような感じで、これを聴いてるうちに、耐えきれずぼろぼろ泣いてしまいました。
歌聴いて泣いたの人生初だと思います。
自分の去年一年間、特に、大泣きしてもう今年でボートやめたいんだと訴えていた今年の3月頃を思い出し、涙があふれてしまいました。
今、ほんとに諦めてしまわずに続けてよかった。
こんなに、ただ苦しみしかない思いをしてまでボートを漕いでいなければならない意味が全く見い出せず、ただボートを漕いで無意味に過ぎて行く毎日が、自分の人生にとって不毛に思えて仕方がなかった。
だけど、きっとやっぱり心のどこかで諦めたくなかったんだと思う。
いつかもう一度復活したいと、心の隅の方では思っていたんだと思う。

 

ま、そんな感じで、ここまでいろんな元気と勇気をくれた栗城さんとクリフエッジさんに感謝。

そして、今回のきっかけをくれたBB主任に感謝。

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Profile

熊倉美咲
熊倉 美咲 (くまくら みさき)
所属:
一般社団法人TMG本部
生年月日:1983年3月29日
血液型:A型
出身地:埼玉県桶川市
出身校:早稲田大学卒
信念:
諦めたらそこで終わり。
今、その時の自分の最大限の力で頑張り続ければ、きっといつか必ずうまく行く時が来る。