ベストパートナー

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今日のめにゅー
夜:乗艇(ダブルスカル)18km

今日は大学の後輩とダブルに乗って練習。

彼女は今は明治安田生命所属で、2004、2005と一緒にダブルスカルで日本代表だった。

特に2004年のU23の世界選手権では二人で4位になり、メダルに後一歩で届かなかった悔しさと、世界でも戦える手応えを感じることができ、私が社会人でもボートを続けるきっかけとなった、最も思い出深いレースのパートナーである。

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2005年の私(大学4年)と彼女(大学2年)。@スイス・ルツェルン。

彼女とは見た目の漕ぎは全然違うと傍から言われていたけれど、二人の相性は抜群だった。

彼女ほど水中の感じがぴったり合って、のびのびと気持ち良く漕ぐことができるパートナーはいない。

性格もとても明るくて、間違いなく当時日本一強かったのに、とても謙虚な子だった。

そう、間違いなく日本で一番速い女子選手だったのだが、この年の秋頃から体がおかしくなってしまった。

今年の2月頃からの私とほとんど同じような症状だ。

思うように体が動かない。脚が使いたいのに使えない。力が入らない。うまく水をつかめない。ブレードに体重を乗せて艇を動かすことができない。

彼女の方が私よりもっと症状が激しくて、それがもう4年間もずっと苦しみ続けている。

日本のトップだった彼女が、いくら練習しても勝てない。レースをしても大差で負けてしまう。

こんな辛いことってあるだろうか。

それなのに彼女は、『ボートが好きだからまだやりたい』と言って、そんな状態のまま社会人になっても頑張っている。

いろいろな整体やトレーナーのところに行って体を見てもらっているけど、原因が全く分からず、おそらく精神的なものだろうということで片付けられてしまう。

彼女こそ、練習中にもレースの後も、何度も泣いている。

それでも、やめたくないと笑顔で言う。

彼女が頑張り続けている限り、私は絶対あきらめてはいけないと思った。

この体の状態は、同じ症状を持つ人にしか絶対にわからない。

口でもうまく表現できないし、この症状になっていない人にはこの感覚は想像つかないと思う。

だから、彼女は、「くまさんは私のこの辛い状態を分かってくれるから、本当に心強いです」と言ってくれた。

私の方こそだよ。ほんとに。

今日のダブルは、もちろんこの写真の当時とは比べ物にならないくらい全然遅いけれど、でもやっぱり二人のコンビネーションは抜群で、二人の共通の問題点である脚の使い方はうまくいかないのは仕方がないとして、その他の部分、バランスとかキャッチのタイミングとかは本当にぴったりで気持ちがいい。

そして、何よりも二人で励ましあい、どうしたらもっとよくなるか話し合って、漕げば漕ぐほど良くなった。

やっぱりこれが本当のクルーボートのあり方だと思う。

クルーで支えあうことで相乗効果を生み出せるクルー。

どちらかの力関係が上で、上の人が下の人に横柄な態度をとるようなクルーでは、本当の強さは引き出せないと思う。

あやこ、これからも頑張ろうね。

 

今日の韓国語

곰은 일본에 있어요? コムン イルボネ イッソヨ? クマは日本にいますか?
※檀君神話では、クマは洞窟の中でヨモギとニンニクだけで100日間おこもりをし、美しい女性となって、韓民族の始祖とされる檀君を産むそうです。
ボート引退したら、すぐヨモギとニンニクもって洞窟行ってきます。

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Profile

熊倉美咲
熊倉 美咲 (くまくら みさき)
所属:
一般社団法人TMG本部
生年月日:1983年3月29日
血液型:A型
出身地:埼玉県桶川市
出身校:早稲田大学卒
信念:
諦めたらそこで終わり。
今、その時の自分の最大限の力で頑張り続ければ、きっといつか必ずうまく行く時が来る。